だいちゃんの時間を見つけて書く日記(Hateblo版)

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【戦プロ】武将伝「忍者伝」紹介

今回は先週追加された新規武将伝「忍者伝」に関する紹介エントリーです。

「忍者伝」とは?


忍者と言えば、伊賀流甲賀流・風魔流…等々流派が色々ありますが、「忍者伝」は伊賀流にスポットが当たった話になっています。なので、厳密には「伊賀忍者伝」の方が良いのかもしれません。
ストーリーは織田信長足利義昭を奉じて京に上洛した頃から開始。
信長の元を離れたお兄様と瑠璃が流浪の最中、伊賀に迷い込み伊賀忍者達の元で軍師として雇われ(厳密には「家族」と言われる関係性になる)てから物語が展開していくこととなります。
描かれるのは本能寺の変辺りまでなので期間としては短めの話ですが、その分全6章で濃密なストーリーが展開します。
武将伝なのでシリアスな話が多めですが、そこまで重い話にはなりません。

各章で触れられる内容

以下に全6章における各章で触れられる出来事(合戦など)を記しておきます。
プレイ時に合わせて調べてみると色々と面白いかもしれません。

登場人物

「忍者伝」で登場する人物を以下に紹介していきます。

主人公とその家族

お兄様


主人公。今回は織田信長の元を出奔して流浪中に伊賀忍者達に軍師として拾われることに。飯欲しさで雇われるのも相変わらず。
「忍者伝」では既にノッブが京まで進出しているため、お兄様も織田軍の面々や家康などとは既に面識がある状況からスタートしています。

瑠璃


お兄様を支える献身的な「最高の妹」。毒舌も相変わらずですが今回は出だしがちょっと怖い…(黒瑠璃ちゃんを知っているだけに)。
後半になると出番がほとんど無くなりナレーション担当になってしまうのは相変わらずです。

伊賀三上忍

伊賀の里を守護大名とは別に「惣国一揆」で統治する忍者衆のうち、最上位に位置する3人の上忍達。

百地丹波


百地家の当主で三上忍及び伊賀忍者衆の統括役。伊賀衆全体を指揮する権限を持っているようです。
霧隠才蔵石川五右衛門らの忍術の師匠となっていますが、これは物語上の設定で厳密には「百地三太夫」という人物のものであり、実在の人物とされる「百地丹波」と同一人物である根拠は特にないそうです。
ただ、現在では「百地丹波」と「百地三太夫」は同一視されていることが多く、戦プロでも「百地丹波」の設定として扱われているようです。

藤林正保


藤林家の当主で三上忍の中では丹波や半蔵をサポートする裏方的な存在。
同じ三上忍である丹波や半蔵が一般的な「忍者」と呼ばれる雰囲気なのに対して、正保はほんわかお姉さんなキャラになっています。
ちなみに戦プロ内では「正保」が本名になっていますが、実際には「正保」や「保豊」など本名は曖昧だそうで、「藤林長門(守)」と呼ばれていることが多いようです。

服部半蔵


服部家の当主。「半蔵」は当主の通称なのですが、基本的に今回のストーリーでは一貫して通称で呼ばれており、本名で呼ばれることはありません。
ちなみに今回登場する「服部半蔵」は2代目で、本名は「正成」です。
丹波や正保とは異なり、先代からの縁で徳川家康に仕えている彼女ですが、この設定が中盤、そして最後半でストーリーに密接に絡んでくることとなります。

伊賀流忍者

霧隠才蔵


真田十勇士の一人でツンデレ(?)キャラ。最近去年出た夏祭り版も入手する機会がありましたが、こちらも破壊力高いですね。
石川五右衛門と同じく百地丹波の弟子で、甲賀流の猿飛佐助とは忍術勝負をする親友とも呼べる仲。
今回は修行時代から佐助と共に真田幸村の元に行くまでのエピソードが語られることになります。
ちなみに丹波曰く才蔵は外弟子だそうで、伊賀の生まれではないようです(物語などの設定としては、親は浅井長政の家臣だった模様)。

石川五右衛門


義賊で有名な大泥棒。史実には釜茹での一件しか記されてないそうですが、色々な伝説が語られている人物でもあります。
才蔵と同じく百地丹波の弟子ですが、出来は悪い模様。最初はまだ忍者として修行中の彼女ですが、ストーリーが進む中で自らの生き方を決める姿が描かれることになります。

甲賀流忍者

猿飛佐助


才蔵と同じく真田十勇士の一人。才蔵とは出会ったら気軽に忍術勝負をする親友とも呼べる間柄ですが、2人の間での勝負の結果はほぼ互角とのこと。
最初は甲賀流の使者として登場しますが、その後は甲賀流の掟に従って自分が仕えるべき主を真田幸村と見定め、才蔵を勧誘しに登場します。
(どこで出会ったかなど、幸村を主と見定めることにした経緯は今回は語られません。)

風魔流忍者

風魔小太郎


北条家に仕える風魔流忍者の頭領。余り忍者の頭領っぽくは見えない可愛い感じのキャラです。
ちなみに「風魔小太郎」は頭領の通称なので、彼女にも本名があるのでしょうが、戦プロ上で設定はあるんでしょうかね。
なお、「忍者伝」で登場する小太郎は最近恩賞メダルで追加された【刹那】版の姿となっています。まあ個人的に天下統一戦はしてないので入手機会は今後も無さそうですが…(´・ω・`)

加藤段蔵


風魔流の忍者。幻術や飛翔術が得意で「鳶加藤(飛加藤)」という通称で呼ばれていたりも。
基本的には冷静沈着な「忍者」らしいキャラですが、ストーリー内ではとある弱点が語られることになります。
ちなみに軍記物などでは、風魔流を極めた後は上杉家や武田家に仕えたそうですが、忍術(幻術)の腕を危険視され、最終的には殺されたというエピソードを持つ人物だったりします。

織田家

織田信長


勿論今回もご登場。信長包囲網などの過程で伊賀流忍者達(そしてお兄様)と敵対する関係となり、最終的には「天正伊賀の乱」へと話は進んでいくこととなります。
出番自体はそれ程でもないのですが、「忍者伝」の中も一際目立つ存在として扱われているのは、さすがノッブという感じです。

柴田勝家


第2章である「野洲河原の戦い」に登場。今回は有名な「甕割り」エピソード(史実ではないらしいのですが)が語られることになります。しかし、よりにもよって「忍者伝」で出てくるとは…。
ちなみにストーリー内では話に即して【甕割り】版の姿で登場しますが、合戦時は通常版の姿で出てきます。何故だ。

佐久間信盛


皆大好き(?)佐久間ちゃん。こちらも「野洲河原の戦い」にて登場。やる気の無さは相変わらずといった所。
今回は勝家に見せ場を譲っているので、本当に顔見せ程度の登場です。
ちなみに勝家と同様、ストーリー内では騎馬降臨祭の【策動】版の姿で登場しますが、合戦時は通常版の姿で出てきます。

織田信雄


ノッブの次女。個人的にいまだに「のぶお」と読んでしまいそうになりますが、正しくは「のぶかつ」。
顔立ちや目の色がノッブと似ている所はさすが血筋という印象。「天正伊賀の乱」における織田軍の指揮官として登場します。
「自信家ではあるが実力が足りない」とtwitterで秀吉に称されていますが、その実力の無さは「忍者伝」の中でも露呈することになります。
ちなみに初登場時に「早く終わらせてのんびりしたい」とか言っており、佐久間の影響を受けている節があるような…?

蒲生氏郷


天正伊賀の乱」で信勝を補佐する役割として登場。
「茶人伝」では「利休七哲」として茶人の姿が描かれた彼女ですが、今回は「実力が足りない」信勝とは対照的に「とても出来る武将」として描かれています。

滝川一益丹羽長秀

天正伊賀の乱」に参戦しているため言及はされますが、本人達はストーリー内には登場せず。
ただし、合戦ではボス武将として2人共登場してきます。

その他の登場人物

六角義賢


ドリルツインテな六角家当主。
上洛の手引きを拒否したため織田軍に攻め込まれて敗北、落ち延びた甲賀で救援を求めて伊賀忍者達と出会うことになり、ストーリーは「野洲河原の戦い」へと進んでいきます。

徳川家康


徳川家の当主で半蔵が仕えるべき主君として登場。
ストーリー中盤では織田家と同盟を結んでいる都合上、伊賀忍者&お兄様とは敵対関係に。
今回は「天下泰平」の道に思い悩む姿も描かれつつ、ストーリー最後半では思わぬ展開が彼女、そしてお兄様や伊賀忍者達を待ち受けていることとなります。

足利義昭


室町幕府最後の将軍でボクっ娘。ノッブによって京から追放された後、毛利家の元へ向かう過程で伊賀忍者達の助力を仰ぐために登場します。
剣豪将軍であった姉・足利義輝や母親の慶寿院からはだいぶ遅れての登場となった彼女ですが、今回もノッブへの思慕の念も垣間見せたりとストーリー映えする人物として描かれています。
明智伝」や「織田家臣伝」でも感じたのですが、最近の信長が絡むストーリーに全体的な深みが出たのは、彼女の登場が大きい気がしますね。

果心居士


第4章から登場する神出鬼没のはらぺこ幻術師。読みは「かしんこじ」。
記録は残されているそうですが、実在を疑問視されている向きもあるそうです。
親交のあった松永久秀が謀反を起こした後、ノッブの元を訪れましたが取り合ってもらえず、放浪している途中で伊賀に辿り着きお兄様と出会うことに。
最初はご飯をくれたお兄様に懐く犬のような存在として登場しますが、後々凄腕幻術師としての一面も描かれていきます。

雑賀孫市


紀伊国の鉄砲を扱う傭兵集団・雑賀衆頭目。「雑賀孫市」は頭目としての称号であり、(戦プロでの)本名は鈴木重秀
同じ畿内に位置する伊賀忍者達とは顔なじみの関係で、鉄砲を融通したりもしています。
今回は顔見せ程度で、ノッブと石山本願寺が講和した後に登場し、丹波達にノッブの人物像を語ることとなります。

終わりに

という訳で、新規武将伝である「忍者伝」の紹介でした。合戦部分を除いたストーリー全体の所要時間は、じっくり読んで3時間程だったように思います。
余り忍者キャラは詳しくないこともあり、今回もWikipedia等を参照しつつ読了しましたが、今回も読み応えがあり面白かったです。
残り期間も少なくなってきましたが、10/12(金)まで難易度「普通」の体力消費半減&最終6章5話クリア時に勾玉5個が貰えるキャンペーンが開催されているようなので、現状未消化の人はプレイしてもはいかがでしょうか。