だいちゃんの時間を見つけて書く日記(Hateblo版)

「だいちゃんの時間を見つけて書く日記(http://d.hatena.ne.jp/daichan330/)」のはてなブログ版です。現在試行錯誤中。はてダの更新終了告知に伴いこちらをメインにしていきます。

「はてなハイク」のサービス終了に関して思うこと

もう4日程前の話になってしまいますが、サービスの開始当初から使っていた「はてなハイク」の終了が発表されました。
2019年3月27日(水)「はてなハイク」サービス終了のお知らせ - Hatelabo Developer Blog
ということで、ちょっと遅くなってしまいましたが、現時点で思ってることを書いていこうかなと思います。

最近の「はてなハイク」との付き合い方

最近自分がどんな感じで「はてなハイク」を使っていたかについてですが、ここ最近はだいぶ離れ気味になっていました。
スパムの件もありますが、昔ほど貼り付いてエントリーを投稿するという感じでもなくなっていたのが正直な所です。
理由はまあドラクエ10をやったりソシャゲを色々とやってたりと、そっち方面に時間を割くようになったというのもありますが、若干離れてみると改めて書きたいエントリーを思い付きにくくなったというのもあります。
皆こうやって徐々にハイクから離れて行ったのかなと改めて思う感じでしたが、とりあえずハイクを辞める予定は全くありませんでした。一応サービスが終わるまでは投稿頻度が減ったとしても見守る(?)つもりではあったので。

はてなハイク」終了の理由に関して

はてブロの方に記載されていますが、主な理由はシステムメンテナンスコストの増大、サービス提供コストの増大ということで、まあ妥当な理由でしょうか。
サービス継続の道を模索していた(はてラボに格下げされたのもその一環)ことには若干驚いたのですが、最後まで何かしら模索するつもりだったという点に関しては良かったのかなと思います。
個人的に「はてなハイク」が終わるということで気にしている点は、代替サービスがどうこうというよりも、「はてなハイク」というサービスでこれまで11年間の間に築かれてきた様々な関係性が終了と共に失われることです。
仮に代替サービスができたとしても、今活動しているはてなハイカーが全員そちらに行くとは限らないので(どれだけ類似させたとしても、厳密に同じコピーサービスにはならないはず)、少なからず縁が切れてしまうのは残念な所。
こればっかりはサービスが終わる以上仕方ないことだと思い直すしか無いですかね…。

データのエクスポートに関して

終了告知の記事では「データのエクスポートは保証する」とありましたが、ハイク上でも書きましたが、自分自身はエクスポートはしないかなと思っています。
元々始めた時から(もう11年になりますが)基本的にハイクで投稿する内容は「どうでもよい」「書き散らし」な感じで書いてきたつもりでした。
(それで他の人を傷つけたりしたこともあったりしましたが…)
リアルでの出来事に関してハイクで余り書いてこないようにしたのも(twitterとかでも余り書いてませんが)、終わる時に後腐れなくスッパリと終わらせたいなと思ってのことでしたので、その方向性は最後まで崩さないようにしようと思っています。

今の「はてな」と「はてなハイク

余り最近の「はてな」の動向は追っていないのですが、同じ年(偶然にも「平成」最後の年)に「はてなダイアリー」と「はてなハイク」が共に終わるというのは、ある意味「はてな」の一つの切り替わりなのかなと思っています。
言うなれば、じぇいこん(近藤淳也)氏基軸からの脱却という感じでしょうか。
はてダの始まりは今更ですが、ハイクも確かじぇいこん氏がシリコンバレー滞在中(Hatena Incの頃)に内部のコミュニケーションツールとして作成したのが元ネタだったと記憶しています。
今の「はてな」は、一時期は人気マスコットだったしなもんは既に居らず、株式会社として上場もし、じぇいこん氏は別会社に移って「はてな」では社外取締役の地位となり、クリス(栗栖正臣)氏が2代目社長になっています。
サービスも「はてなブログ」と「はてなブックマーク」を主軸に(ブクマは色々「怪しいのでは?」という話を見た記憶がありますが)、他社との共同開発やちょっと他のサービスとは毛色の違うツールのMackerelだったりと、だいぶ昔の(それこそ10年位前の)「はてな」とは違う感じになってきています。
はてなハイク」はそういう意味でも「前時代」のサービスだった訳で、今回の終了はある意味「新時代」の「はてな」への移行の一つなのかもしれません。

最後に

という訳で、「はてなハイク」のサービス終了に関して思うことを、ざっとですが書いてみました。
個人的には「はてなハイク」のサービス終了は、だいぶ早いですが2010年頃からはある程度覚悟していたので(その頃に変なキーワードを作って怒られたりもしましたが)、そこから9年も続いただけでも良かったのではないでしょうか。
これまでの経緯を見ても「はてな」は余りサービスの終了が得意ではないというイメージ(利用者が居ないor少ないのに無駄にサービスを引っ張ってる感)があるのですが、「はてなハイク」に関しては少し違っていて(自分も含めて)コアな愛好者である「はてなハイカー」が居るからこそ、計11年も続いたのではないかと思っています。
11年も続いたからこそ色んなことが「はてなハイク」ではあった訳ですが、その手の思い出話みたいなことはまた終了間際にでも書ければ良いなという所で、このエントリーは終わりにしたいと思います。