【ミストレ】メッシーナ:新SS(塔レイヤー)&旧SS(トレインボード解放込み)比較
前回に続いてミストレの内容です。
今回はトレインナイトの1人であるメッシーナに関して、新旧レイヤー比較をしてみたいと思います。
現在、メッシーナのSSレイヤーは2種あり、一つは通常の限定タイプのSSレイヤー、もう一方は試練の塔限定のSSレイヤーがあります。
これまでは新SSつまり塔限定SSレイヤーの方が強かったのですが、今月旧SSレイヤーのトレインボードが解放されたため、旧SSレイヤーの方も全体的に底上げされました。
なので、今回は新旧SSレイヤーの使い勝手はどのように違うか、使い分けはできるのか等を見ていきたいと思います。
ステータス比較
新SSレイヤーと旧SSレイヤー(トレインボード全解放後)のステータス補正値は以下のようになります。
基本的には後発の新SSレイヤーの方が全体的なステータス補正値は勝っているのですが、重視すべきステータスのうち、唯一回復の補正値だけは旧SSレイヤーの方が勝っています。
ただ、魔攻の補正値は圧倒的に新SSレイヤーの方が高いため、バーストアタックなどでメッシーナにも火力を求めるという場合は新SSレイヤーの方が良いかもしれません。
アビリティ比較
新SSレイヤーと旧SSレイヤー(トレインボード全解放後)のアビリティを並べると以下のような感じです。
順に見ていきます。
旧SSレイヤー
アビリティ1のリカバリーターンはトレインボード解放前後で変更無しのため、割愛。
アビリティ2と3がトレインボードを解放すると変化します。
旧SSレイヤーで特に重要なのは、アビリティ2の「ワイドヒール【小】:リンクスキル」です。
これにより、旧SSレイヤーはリンクスキル発動時に全体をワイドヒールで回復できるようになりました。
アビリティ3のウィンドアシストは効果が「大」のため、風属性を持つスキルに限っては新SSレイヤーよりもアシスト力が上がっています。
リンクスキルについて
新SSレイヤーが2種、旧SSレイヤーのトレインボードを解放すると1種、計3種類のリンクスキルが使えるようになります。
ブルームヴェール
新SSレイヤーのスキル3枠(SP13→10)で、新SSレイヤーの肝とも言えるスキル。
🔗を発動させると毎ターン行動後に味方全体のHP回復&魔攻バフが掛かる効果が付きます。
wave移動、ターン経過で解除されることはないため、戦闘不能か敵スキルによる解除が無い限りは永続となります。
ただし、🔗条件が「刃属性を含む双属性スキル2人以上」のため、編成の幅が刃属性に偏ることには注意が必要です。
「ブルームヴェール」と「ワイドヒール【小】:リンクスキル」の効果の違いと注意事項
ここまではステータスやアビリティ・スキルの差異について見ていきましたが、ここからは本題。
実際にブルームヴェールの🔗効果と、ワイドヒール【小】:リンクスキルの効果がどう違うのかを見ていきます。
ブルームヴェール
🔗を発動できれば以降のターン、「行動後に味方全体のHP回復(&魔攻バフ)」となります。
「行動後」に発動するため、メッシーナが行動する前にエネミーに状態異常などで行動を潰されると発動しません。
勿論、状態異常で行動不能状態になっている場合も発動しません。
なお、「行動後」はどのような行動でも発動するので、通常攻撃時も発動できます。
ワイドヒール【小】:リンクスキル
ブルームヴェールとは異なり、「🔗効果が発動した際に味方全体のHP回復」となります。
メッシーナが現状所持しているリンクスキルの発動タイミングは3種全てターン開始時なので、発動はターン開始時になります。
そのため、メッシーナの行動前にエネミーに行動を潰されても発動が潰されることはありません。
一方、リンクスキル発動が必要なたため、行動不能は勿論ですが「沈黙」の状態異常が掛かっている場合もリンクスキルが発動できず、ワイドヒールの効果が発動しないことになります。
なお、旧SSレイヤーのデフォルト状態ではリンクスキルを一切所持していないため、必ずリンクスキルを追加設定する必要があります。
ただし、旧SSレイヤーにブルームヴェールを追加設定してもブルームヴェールの最低SPが10のため、オート運用などではスキル回し的にブルームヴェールは発動させ辛く、このアビリティの効果を十全に発揮できることはできません。
そのため、使用する場合は旧SSレイヤーに最低SP6のプリエールウィンドか恵風華を追加設定する必要があります。
全体的な比較
という訳でここまでは個別に見ていきましたが、その他の項目も含めて最後に全体的にまとめてみます。
旧SS(TB) | 新SS(塔) | |
---|---|---|
通常時全体回復 | ワイドヒール【小】:🔗スキル | ブルームヴェール🔗 |
発動タイミング | ターン開始時 | 行動後 |
発動方法 | 恵風華orプリエールウィンド (要追加スキル設定) |
全行動 |
発動条件 | 恵風華:魔法攻撃2人以上 プリエールウィンド: 刃単体or全体魔法攻撃2人以上 |
刃属性双属性2人以上 |
発動頻度 | 概ね隔ターン*1 | 毎ターン |
他回復スキル | キュアウィンド(デフォルト) | 要キュアウインド追加 |
Sスキル | 単体回復 | 全体回復 |
全体的に比較してみると、新SSレイヤーは刃属性編成の場合に特に有用となっていますが、貫・衝などを混ぜた混成編成などでは使用し辛いです。
一方、旧SSレイヤーは新SSレイヤーよりも全体回復手段・頻度は劣るものの、恵風華の🔗条件が非常に緩く貫・衝編成にも混ぜやすくなっています。
類似レイヤー
メッシーナと似た効果を持つレイヤー&スキルとしては、正月ヴィクトリアのライトニングガン(🔗発動すると「行動前に全体HP回復&魔攻バフ」効果を自分に付与)があります。🔗条件も魔法攻撃スキル2体以上とよく似た感じになっています。
ただ、正月ヴィクトリアは有償ステップガチャかつ現在入手不可能、ライトニングガンも現在ゴールドレイヤーミッションパスの購入が必要と、要課金のレイヤーとなっています。また、正月ヴィクトリアはSスキルやデフォルトの回復スキルは(他のレイヤーも含めて)一切所持していません。
スキル属性も異なる(メッシーナは風なのに対して、正月ヴィクトリアは光[+エレメントグラントで火付与])ので、入手している場合は用途に応じたレイヤーを選択することが重要となります。
という訳で
今回はメッシーナの新旧SSレイヤーについて比較してみました。
旧SSレイヤーのトレインボードの解放に伴って一見すると双方ともかなり似通った形になってしまいましたが、細部を見るとそれぞれ結構違っているので、それぞれの特性を踏まえて有用な使い方をしていきたい所ですね。
*1:ルナなど他キャラの補助等があれば毎ターン発動することも可能。