だいちゃんの時間を見つけて書く日記(Hateblo版)

「だいちゃんの時間を見つけて書く日記(http://d.hatena.ne.jp/daichan330/)」のはてなブログ版です。現在試行錯誤中。はてダの更新終了告知に伴いこちらをメインにしていきます。

【戦プロ】武将伝「人外伝(神明篇)」紹介

今回は直近で追加された武将伝「人外伝(神明篇)」の紹介です。
直近と言ってももう半月以上前になってしまってますが、諸事情でずっと書くのを先延ばしにしていたら、今週末に「忍者伝」が追加されるらしくそろそろ書かなきゃと思い、紹介記事を書くことにします。

人外伝(神明篇)とは?

ストーリーイベントである武将伝の中でも人外戦姫達がメインのお話となっています。
人外伝は第1弾として六道篇があり、今回の神明篇は第2弾となります。
六道篇は仏教の世界観をメインに構成されていましたが、神明篇は日本神話の世界観をメインに構成されています。人外の兵種で言うと主に「神」に相当するキャラ達が登場。
日本神話に登場する神々は血族的な関係性が強く、今回の神明篇もストーリー全体の基本軸としては「家族愛」をテーマとしていたように思います。
なお、時間軸としては六道篇でお兄様が地獄から帰ってきてからのお話となるようです。

主要キャラ

お兄様(軍師・主人公)

言わずとしれたプレイヤー自身?
六道篇では結構成り行き的に地獄(六道)を訪れてることになりましたが、今回は大国主神の依頼を引き受けて高天原、そして根の国(黄泉国)へ行くことになります。
高天原にさえも顕現できる宝玉の万能っぷりは相変わらず。そして最後のおやらかしも前回と相変わらず…という感じでしょうか(苦笑)

大国主神


前半のストーリーテリング役。
個人的には「大国主(おおくにぬし)」や「大国主命(おおくにぬしのみこと)」の呼び名のイメージが強い(多分ペルソナとかのせい)のですが、戦プロでは「大国主神(おおくにぬしのかみ)」と呼ばれています。
須佐之男命との血縁は書物によって直接の子だったり6世もしくは7世の孫だったり様々らしいのですが、戦プロでは「子孫」という関係性になっていました。
ちなみに彼女には多くの別名があるのですが、「大国主」という名前は根の国から戻る際に須佐之男から与えられた名前だそうです。

須佐之男


言わずとしれた三貴神の一柱で、その中でも一番下の妹。
高天原を粗暴な振る舞いで追放された後、天叢雲剣のエピソードで和解したものの、結局は母イザナミに会いたいがために根の堅洲国に留まったといわれる神。
通常版の方はどちらかと言うと力のある神という感じのイメージですが、今回ピックアップ登用人外版として登場した姿は、根の国のエピソードまで終えた後で神としても成長した印象を受ける容姿をしています。
娘のスセリヒメは大国主の最初の妻な訳ですが、大国主の神たらしな性格を心配する親としての一面も今回は垣間見られます。

天照大神


三貴神の一柱で長姉であり、高天原を統治する最高神。今回の神明篇で満を持してのご登場。
高天原の管理を行っている彼女ですが、突然のトラブルに取り乱し(て天の岩戸に引き篭っ)たり、誰も見ていない所でだらけたりするなど結構人間臭い神として描かれています。
神明篇の後半は三貴神がメインになっているので、他の2人の妹達をどれだけ大切に思っているかなども描かれています。
あと何だかんだでチョロい気がする(笑)

月読


三貴神の一柱で次姉。天照に対して名前の通り月の神で夜の支配者。
初登場は戦プロ初のレイドイベントでした。あのイベントのクソっぷり…それはもういいですか。今でも入手するのは超地獄なので結構大変な方だと思います。
直後に開催された復刻の運動会イベントのストーリーでは昼間はあまり役に立たない感が前面に出されていましたが、今回の神明篇では高天原が舞台なのでちゃんと活動しています。
三貴神の中ではもっとも冷静沈着なキャラで、今回のストーリーでは参謀役的なポジションを務めている形です。

がしゃどくろ


「神」ではなく「妖怪」からの登場。こちらも初登場はレイドイベントでした。直後の人外総選挙で1位を取ったこともあり、今回のストーリーでは新たな姿で登場しています。
妖怪としての成り立ちは、一人の少女が死者の悲しみに取り込まれて彷徨える魂たちの核になったという、結構キツい設定を持っていたりします。
そんな設定があることもあり、須佐之男命を探して黄泉国を訪れたお兄様の前に現れることとなります。

サブキャラ

瑠璃(お兄様の妹)

今回も概ね語り役としての立ち位置。毎回何だかんだで武将伝では出番があるんですよね、瑠璃ちゃんも。

因幡ノ白兎


ストーリーの火付け役で、お兄様を大国主神の居る出雲大社に連れていく役割です。
元々は大国主神に助けられた兎でしたが、修行して神格を得たとのこと。
現在は大国主神と良き友人とのことですが、その割には大国主神は彼女をフルネームで呼んでいたような…(もっと気さくな関係の呼び方でもいいんじゃない?)

八岐大蛇


須佐之男命に以前退治された八頭の大蛇。
戦姫としての姿はそのうちの長女が担当しているとのことですが(その割には進化・神化すると八頭が登場するんですけど?)、なぜかゴスロリ中二病キャラになってしまいました。
ほんとこの設定はいつ見ても凄いと思います(笑)
須佐之男命がメインキャラなだけに、天叢雲剣の話も少し触れられる過程で彼女も登場します。

九頭龍大神


ヤマトタケルに退治されたこちらは九つの頭を持つ龍神
八岐大蛇と九頭龍大神は設定が類似している(洪水を竜もしくは蛇になぞらえたという話も)部分が多く、退治された話も天叢雲剣など共通している部分があったりします。
そんなこともあり、彼女も八岐大蛇と似たり寄ったりな形でお兄様の前に現れることになります。
そう言えば戦プロの設定的に「ヤマトタケル」の名前はあるのですが、彼女自身は源義経平清盛のように戦姫として登場しないんですかね…?

風神・雷神


戦プロ上の設定では対となる姉妹神。今回は高天原を守護する役割として登場します。
そう言えば風神の地獄級ってクリアしてたかな…彼女の地獄級だけ何か異常に強いんですよね…。

海神


「『うみのかみ』と書いて『わだつみ』と読む」で有名(?)な海を総べる神。「綿津見神」などとも書くらしいです。今回は後半にチョイ役として登場。
彼女も超地獄級の人外なので、結構入手するのは大変な方だったりします。

闇淤加美神闇御津羽神



後半にチョイ役登場する双子神。上が姉の「くらおかみのかみ」・通称「おかみ」。下が妹の「くらみつはのかみ」・通称「みつは」。
正式名称が余りにも難しいので、基本的に戦プロ内では通称の方がまかり通っている稀有な存在。
姉のおかみは血や争いが大好きな戦プロの神の中でも割とやべー奴認定されているキャラ。運動会イベントでも登場してましたが、結構ぞんざい(?)な扱いをされてましたよね(笑)
妹のみつはは姉に比べて大人しく憂いを帯びたキャラですが、血が絡むと姉と同じく怪しいキャラになります。
彼女達の性格や容姿に「血」が絡むのはその出自(イザナミがカグヅチを斬り殺した際に出た血から生まれた)に起因していると思われます。なお、実際の双子神は水神などとして祀られているようです。

火之迦具土神


後半にチョイ役で登場。実は戦プロの設定的に見て謎が多い神でもあります。
と言うのも、彼女は三貴神と同様にイザナギイザナミの神産みで生まれた一柱なのですが、イザナミは彼女を産んだ際の傷が元で死んでしまい、その後イザナギが彼女を斬り殺しているはずのためです。
神明篇内で高天原で彼女が須佐之男命と邂逅した際に微妙な雰囲気になったのは上記が絡んでいる訳ですが、斬り殺されたはずの彼女がなぜ高天原に顕現しているのかは割と謎だったりします。
まあ、大国主神須佐之男命に会いに行く前に兄弟神達に殺されて母親に生き返らせてもらったことがあるなんてエピソードもあったりするので、余り深くツッコんで考えない方が良いのかもしれませんが。
ちなみに、闇淤加美神闇御津羽神の二柱は斬られた彼女の血から生まれた神のはずですが、今回の神明篇では特に関係性がある描写はありませんでした。余計ややこしくなっちゃいますからね…。

天之水分神


こちらもチョイ役で登場。水の分配を司る神。
対になる存在として、国之水分神(くにのみまくりのかみ・国水分神)がいるそうですが、戦プロには登場していません。

木花咲耶姫


こちらもチョイ役で登場。富士山に祀られている火の神。進化はともかく神化が凄いことになってる人外です(笑)
神話内では、天照大神の孫であるニニギノミコトの妻で、海幸彦や山幸彦らの母親らしいのですが、戦プロ内ではその辺りの詳細な設定は割とどうでもいいようです(棒)

寿老人


チョイ役で登場。後半のアレの原因を作ったのは多分彼女だと思う(笑)
七福神などで有名ですが、元々は道教の神なので厳密には日本の神ではありません。何で出したんだろ…と思ったんですが、アレ絡みだからかな…。

という訳で

ストーリー内容を書いても仕方ないので、できる限り登場キャラ紹介に留めたかったのですが、それでも色々書いてたら中々に長くなってしまいました…(´・ω・`)
人外伝はシリアス路線強めな各種武将伝とは異なり、基本的にノリが明るいので、気負わずに楽しめる内容になっています。
勿論気になることがあったらWikipedia辺りで調べてみると、深い所も知れて面白かったりします。
ともあれ、これで人外伝も「仏」メインの六道篇・「神」メインの神明篇の2本のストーリーが描かれました。
戦プロにおける人外の兵種は計5種類あるのですが、「龍」は六道・神明共に密接に絡んでいたので一旦除外すると、後は「鬼」と「妖怪」の2本のストーリーがまだ残っていることになります。
「妖怪」は百鬼夜行篇なんかが来るのではと予想していますが、「鬼」は何が来るんでしょうね…その辺り今後の人外伝も楽しみではあります。